印刷市場で40年のベテラン営業マン!インタビュー!後半

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ノーブ:印刷業界が縮小しているなか、今後の印刷業界はどのように変化すると思いますか?

伊藤:確かに印刷業界は縮小していますけど、これは時代の流れであって、デジタルメディアが普及し、スマホによっていつでも新しい情報を入手できる世の中になった為、印刷需要が縮小するのは仕方がないと思います。しかし印刷物が無くなるとは思いません。

ただし、御用聞きのような印刷会社の営業は不要になるでしょう。それだと価格競争になるだけで、それこそネット印刷で安い方が良いという方向になってしまいます。今後は提案型の営業スタイルだけが印刷業界で生き残って行くのだと思います。

御用聞きのようなスタイルの印刷会社はいずれ統合され、中小の印刷会社は今後淘汰され、相当減って行くのではないかと思います。

ノーブ:確かに誰にでもできる御用聞きの営業スタイルだと比較対象が価格だけになる可能性が高くなりますよね。では、ネット印刷と普通の印刷会社の違いや役割についてどのようにお考えですか?

伊藤:弊社の場合は印刷機を自社内で持っている訳ではありません。その為、弊社の場合は様々な協力会社の力を借りないと事業として成り立ちません。その為、弊社のように知識や人脈便りに印刷事業を継続するためには、お客様のニーズに合った提案が非常に大事な事だと考えています。これは営業部隊を持っていないネット印刷には出来ない事だと思います。印刷市場の営業マンは単なる御用聞きではなく「おもてなし」の世界だと考えています。

ノーブ:「おもてなし」ですね。確かにお客さんが何を必要としているのかを理解した上で営業マンとして提案することは印刷業界に限らず必要なことですよね。さて、最後の質問になりますが、今後の印刷会社に対して何を期待しますか?

伊藤:ノーブさんがおっしゃった通りだと思います。これからの印刷会社にはお客様が何を求めているかを、きちっと理解が出来る営業マンを育てて欲しいと思います。会社の指示に従うだけで、その枠の中だけで仕事を処理するような営業スタイルでは仕事を増やすどころか比較されて価格競争になってしまい仕事を失うでしょう。今までの受注生産業としての考えから脱却して、提案産業としての地位を確立できるようになれることに期待します。

 

ノーブ:本日はお忙しい中さまざまな質問にお応えいただきありがとうございました。印刷業界の活性化を目指し一緒に情報発信をしていきましょう。

伊藤:こちらこそありがとうございました。いっしょに活性化を目指しましょう!