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インタビュー

印刷市場で40年のベテラン営業マン!インタビュー!前半

みなさんこんにちは!ノーブです。

デジタルメディアの普及により、印刷市場が縮小している中、ネット印刷という新たなビジネスモデルが普及したことで、印刷を誰でも気軽にお願いできる時代になりました。

今まではBtoBが主流だった印刷が、BtoCという領域に参入した事で生まれた新たなビジネスモデルです。しかしBtoBの印刷物は年々縮小していて、今までの印刷会社は大変な苦戦をしています。

そこで、少しでも印刷業界の活性化に役立ちたく印刷関係の記事を配信していますが、今回は印刷市場で約40年間営業マンとして働いてきた株式会社エス・アイ・ピーの伊藤泰雄取締役に印刷市場について語っていただきました。

ノーブ:株式会社エス・アイ・ピーの事業内容について教えてください。

伊藤:弊社は加速度的に進化と変化を繰り返す情報伝達産業の中で、お客さんが求めるビジネスを成功させるために、知識や体験・技術を提供してきました。Webサイトの企画・制作・運用、ソーシャルネットワークの構築ディレクション、一般書籍・雑誌の出版プロデュース、DBの設計・構築、画像処理、印刷ディレクション、総合広告プロモーション、販促ツールプローモーション、イベント企画など、幅広い情報伝達産業の知識や技術・マネージメントスキルを提供しています。

ノーブ:幅広く事業をなされているのですね。今回は印刷市場についてお話をお伺いしたいのですが、早速ですが、伊藤さんの印刷市場での経歴を教えていただけますか?

伊藤:かれこれ40年近く印刷業界で働いてますね〜。大学を卒業してから15年間は東京神田に本社を置く株式会社集美堂という印刷会社で働いていました。その後、株式会社日本制作センターで13年間同じく営業職に従事してから現在の株式会社エス・アイ・ピーとして独立して10年となります。

ノーブ:それぞれの会社では具体的にどのような事をされていたのですか?

伊藤:株式会社集美堂では商業印刷の営業をしていました。ここが私の営業として鍛えられた原点の場所で、営業としての知識や人脈の作り方を教わりました。その後の株式会社日本制作センターでは出版印刷の営業として、医学書、学参(特に理数系)を中心に活動していました。そして今の株式会社エス・アイ・ピーでは、今までの知識と人脈を活かしてお客様のニーズに合った印刷提案をしコストダウン、効率化などをしています。

ノーブ:商業印刷と出版印刷とはどういう印刷のことでしょうか?

伊藤:商業印刷とはいわゆる一般企業が作る、宣伝物などのチラシ、ポスター、パンフレット、パッケージなどの印刷物のことを言います。出版印刷とは言葉の通り、出版社が発行する書籍、単行本、写真集などの印刷物のことです。

ノーブ:過去に経験された印刷に対する思い入れや思い出などありましたら教えてください。

伊藤:私は独立するまでは印刷の営業畑しか経験して来ていないため、さまざまな印刷の仕事を動かすには人脈が必要不可欠でした。この人とは繋がっておこうとか、人柄が良さそうとか仕事ができそうと思った人とは、仕事の関係がなくてもお付き合いだけは続けてきました。その結果が今に繋がっているのだと思っています。常に『人脈は宝である!』と思いつつ行動してきた結果、いろいろな人脈ができたのだと思います。

後半へつづく