大阪〜大宮間の深夜バス体験!3列シートは本当に快適か?
営業マンに限らず、社会人であれば出張も経験すると思います。特に東京〜大阪間の出張は頻度が多いのではないでしょうか。東京〜大阪間の移動手段は新幹線を選ぶ人が比較的多いかと思いますが、以前から深夜バスに乗ってみたかったので今回は深夜バスに乗ってみました。
深夜バスはとにかく安い
以前から深夜バスに興味を持っていた理由の一つは価格です。新幹線だと東京〜新大阪で10,500〜14,450円が相場ですが、深夜バスは時期にもよりますが2,300〜11,000円と相当安い価格で乗ることが可能です。
広々としたシートが魅力的?
深夜バスに興味を持っていたもう一つの理由は快適そうなシートです。学生の頃に深夜バスに乗ったことが一度だけありましたが、狭い4列シートでかなりツラかった記憶があります。しかし最近の深夜バスはシートがとても広く取られている物もあるようなので、快適に寝れるなら一度は試してみたいと思っていました。
そこで今回は大阪難波〜大宮のVIPライナー2便3列独立シート・トイレ付き、出発時刻21:20(21:00集合)、大宮到着時刻7:40頃、5,800円を予約しました。
21:00に集合場所のVIPヴィラなんばに向かいました。1階には受付があり自動受付機に自分の名前を入力すると乗車券が発券されます。発券後、2階のラウンジで自分の便が呼ばれるまで待機するように指示されました。待機場所にはテレビや自動販売機が置いてあり、所々にUSBケーブルを挿して充電できるソケットもあります。
21:10 いよいよ乗車
21:10頃にビル内アナウンスで呼ばれ、いよいよバスに乗り込みます。窓際の席は残念ながら全て予約で埋まっていたので今回は真ん中の列、2B席を予約しました。
真ん中の列は荷物を置く場所がない?
乗り込むとすでに車内は薄暗い状態。シートに座る前に手荷物と上着を天井付近の荷物棚に置こうと見渡したら、なんと真ん中の列用のスペースがない。どこ探しても荷物を置く場所がありません。真ん中の列は荷物を置くスペースがないようで、車内に乗る前にトランクに入れるか、シートの下に置くことになります。レッグレストを上げると荷物を置くスペースができます。しかし、上着を掛ける場所がない。。。仕方なく膝にかけることにしました。
21:20 出発して新大阪〜京都へ
いよいよ出発ですが、難波から出発して、新大阪、京都と寄って乗客を拾ってから関東へ向かいます。この間に事前に買っておいた缶酎ハイやつまみをいただきましたが、テーブルはありませんでしたが飲み物を置くカップホルダーはありました。約1時間で新大阪、京都で乗客を拾い満席状態となりました。
車内は消灯になり真っ暗!
関東へ向けて出発となったところで消灯となり、車内は真っ暗です。スマホ画面の明るさで周りの迷惑になるので、基本スマホの使用はご遠慮くださいとのこと。食事もできない程暗い。この時、初めて知ったのですが深夜バスは寝るのが前提。仕方なく寝ることに徹することにしました。
神経質は人は寝付きにくいかも
・・・寝れない!隣の席からいびきが聞こえてくる、後ろの席の人は花粉症のようでずっと鼻をすすっている。身長174センチの私は足も伸ばすことができない。シートはリクライニングできて座り心地も悪くはないけど、少し神経質な私はなかなか寝付くことができませんでした。
23:20 草津SAで最初の休憩
結局寝付くことができず、最初の休憩になりました。草津サービスエリアです。10分程度の休憩時間とのことなのでゆっくりはできませんが、気分転換にはなります。バスを降りるときに、再度乗車するバスを間違えないようにカードホルダーを渡されます。首から下げて、違うバスに間違えて乗り込まないように気をつけましょう。休憩が終わり出発します。
02:10 浜松SAで2回目の休憩
草津を出発したら、少し環境に慣れたのか気がついたら2時間近く寝ることができました。草津SAを出発して2時間40分ぐらいで浜松SAに到着。また10分程度の休憩ですぐに出発します。
04:50 海老名SAで3回目の休憩
浜松を出発してまた2時間40分ぐらいで海老名SAに到着しました。大阪難波を出発してから7時間半。浜松からも少し寝ることができたので意外とあっという間に感じました。10分程度の休憩で出発しました。
05:30 川崎駅に到着
海老名を出発してから1時間かからない程度で最初の降車地に到着しました。到着5分前ぐらいに車内灯が付くのと同時に車内アナウンスで川崎到着の連絡。川崎では5〜6名程度の乗客が降り、次の東京駅まで向かいます。
06:30 東京駅に到着
東京駅ではほとんどの乗客が降りて、残す乗客は2〜3名程度でした。
07:10 予定より30分早く大宮到着
約10時間で大阪から大宮に帰ってくることができました。トータルで寝れた時間は合計で約4時間程度ですが、まとまった時間寝た気がしませんでした。バスを降りたら結構な疲労感が襲ってきました。
まとめ
正直な感想は疲れたのひとこと。ずっと寝れる人であれば、寝てる間に目的地に到着するのでいいのかもしれませんが、少し神経質な方だとなかなか寝付けないかもしれません。5,800円で深夜バス。。。また乗りたいかどうかは。。。