営業活動をしなくても新規の仕事を獲得する方法!
みなさんは、取引先で新しい担当者を開拓をしたい時はどうしますか?一般的には、今取引している担当者に「どなたかご紹介いただけますか?」とお願いしますよね。
みなさんこんにちは!ノーブです。
実はこのように担当者にお願いしなくても、新しい担当者から仕事を獲得する方法があるのです。
今回は私の昔の体験談を例に、その方法をご紹介したいと思います。
以前勤めていた会社での話になりますが、とある取引先で発注窓口の担当者が4名いらっしゃったのですが、一人だけ、岡田さん(仮名)という方からは一度も仕事をいただけたことはありませんでした。
自社をキライで有名な人をどう克服するか?
そこで前任者に聞いたところ、そこの取引先とは数十年間取引をしているけど、岡田さんとだけは一度も仕事をした事がないとのことでした。。。「岡田さんは何でか知らないけど、うちの会社がが嫌いだからね〜」。。。なんでやねん?!
私としても突破口を切り開きたいとずっと考えていたところ、忘年会で岡田さんとお酒を飲む機会に巡り会えたのでここぞと近づきました。
盛り上がった所で帰り際に岡田さんからひとこと「ノーブさんのとこには仕事は出さないから」と念を押されました。。。「えっ!どうしてですか?」汗
「ノーブさんの会社、高いし昔から嫌いなんだよね!」とバッサリ。。。
こりゃだめだ!
ある日突然、相談があると電話が。。。
それからしばらく経ったある日のこと、突然「岡田ですけど、ノーブさんにちょっと相談したいことがあるんだけど」。。。「えっ?僕にですか?」汗
「急遽パンフレットを作るんだけど、みんなに聞いたらノーブさんに相談したらどうかと言われたんだけど、できる?」
「もちろんです!お任せください!」
紹介してくれた方の顔にドロを塗るわけにもいかないし、初めての取引なので自分の自分の持てる力を最大限に活かしました。
完成した時に「ノーブさんのおかげでいいものができた」と岡田さん!
ポイントはお客さんから頼りにされること
当時の私は印刷会社に勤めていたのですが、大方の営業マンは自社の事業領域である印刷の話だけをしていました。
しかし、私は自社の事業領域以外の相談を受けても常に応えるようにしていました。その結果、困ったことがあればノーブへ相談すれば応えてくれるという評価をしてくれたのです。
お客さんが新しいお客さんを繋いでくれる
そこに岡田さんが同僚に相談したとき、同僚がノーブさんに相談してみては?と助言をしたことによって初めての取引をするきっかけとなりました。
時間はかかりますが、まずはお客さんから頼りにされる存在になることです。その為には自分の経験したことがない事や、事業領域の違う相談でも応えるようにしましょう。そして少しずつお客さんからの信頼を獲得してください。
そうすることで意図しない人から、とつぜん新しい仕事が舞い込んでくることがあるかもしれませんよ!
ちなみに、最後に岡田さんからひとこと
「それでも御社はキライだけどね」
。。。いったい何があったん?苦笑。。。