あなたはプロですか?プロ意識3つのポイント
世の中にはさまざまな職種がありますが、私は営業マンのプロとして20年以上活動してきました。そこでプロという言葉とはどういう意味なのでしょうか?そして、あなたは果たしてプロなのか?考えてみましょう。
そもそも、プロとはプロフェッショナルの略。ある事を職業として行い、それで生計を立てている人。出典:デジタル大辞泉(小学館)
ある事をして、人からお金をもらうことをプロと言います。あなたが何かしらの職業に就いていて、給料をもらっているのであれば、あなたはその職業のプロだということです。
あなたがプロである以上、お客さんは他人には出来ない、「あなただけができる事」に対してお金を払ってお願いしています。ではプロと呼ばれるためにはどのような仕事をするべきなのでしょうか。
1.お客さんが求めている商品や品質を担保する
プロである以上、お客さんはあなたにしか提供できない商品やサービスに対してお金をお支払いします。そのため、あなたが提供している商品やサービスには他社には負けない強みがあるはずです。印刷会社であればどこよりも綺麗な印刷物を提供できるとか。デザイン会社であればどこよりも効果が出るデザインを提供できるとか。このような、あなたにしか提供できない商品に対してお客さんがお金をお支払いするので、その品質を必ず担保する必要があります。
2.納期内で最大限の努力をする
お客さんから受ける仕事には必ず納期があり、納期に間に合わせるのは当たり前ですが、限られた納期内で最大限にこだわるのがプロです。例えば、デザイン会社の場合は時間が許す限り、ギリギリまでデザインにこだわります。「これでいいや!」という妥協はしません。例えばキャッチコピーの見せ方一つにしても、時間が許すギリギリまでどうすれば最も伝わりやすいのか、見やすいのか、など様々な方法を考察し最大限の努力をします。
3.お客さんに満足していただく
こだわりを持って商品やサービスを提供するのは良いのですが、自分よがりの商品になってしまった結果、お客さんが必要としていない商品になると満足してもらえません。お客さんが求めている商品やサービスを提供し、満足していただいてお金をいただくというのがプロです。自分よがりの商品やサービスを提供して満足いただかなくてもいいというのはプロではありません。それはアーティストやアマチュアの領域です。
まとめ
プロとして仕事をするというのは
- お客さんが求めている商品や品質を担保する
- 納期内で最大限の努力をする
- お客さんに満足していただく
この3つのポイントを実現してプロだと言えます。
- 「お客さんが求めているのはこの商品だ」と自分で勝手に解釈していませんか?
- 「こんなもんだろう!」と妥協していませんか?
- お客さんから「ありがとう」とお礼を言われていますか?
思い当たることがあれば、プロとしての仕事ができていないのかもしれません。あなたはプロとして仕事を出来ていますか?