あなたは御用聞き？それともプロデューサー？営業マンはプロデューサーになれ！

営業と聞いて、みなさんはどのような仕事内容だと思いますか？常に高いノルマを課せられ飛び込み営業を毎日している姿や毎日夜遅くまでサービス残業をしている姿を想像しますか？

営業がどういう職種かは以前の記事「あなたはセールスマン？営業マン？セールスマンと営業マンの違いとは！」をご覧いただければと思いますが、営業マンは商品を売ることだけを考えるのではなく売上につなげるために次に上げるような販売以外のことまで携わっているとお伝えしました。

• お客さんが必要としている商品は何なのか
• 新商品、サービスの研究
• 新しいお客さんの開拓について
• 商品の仕入れ
• 仕入会社、下請会社との交渉

プロデューサーとはどのような職種でしょうか？
映画やテレビ番組・ラジオ番組・ドラマ・アニメなどの映像作品、ポスターや看板などの広告作品、音楽作品、コンピュータゲーム作品制作（製作）、アイドルなど、制作活動の予算調達や管理、スタッフの人事などをつかさどり、制作全体を統括する職務。ディレクターよりも広範囲な管理指揮権を有し、制作物の商業的な成否について責任をもつ。出典：Wikipedia

察しのいい人はもうお分りでしょう。営業マンの仕事内容と同じじゃないかと。

営業マンは日々の営業活動の中で下記のような事を考えているはずです。

• お客さんと接している中でなにが必要とされているのか？
• どのような商品やサービスを提供すればお客さんが喜ぶのか？
• どこにお願いすればこの商品やサービスを創ることができるのか？
• どうすればお客さんの売上が上がるか？
• どうすれば利益を確保できるか？

プロデューサーになればお客さんに必要とされる？
お客さんと自社がどうすれば利益を上げられるのかを考えるのが営業マンです。そうです！営業マンはプロデューサーなのです！プロデューサーであることで、はじめてお客さんがあなたの事を必要とします。

想像してみてください。昼休みに後輩Aがあなたに「今日は何が食べたいですか？」と聞いてきたとしましょう。あなたは近くのコンビニもしくは売店に売ってある「鮭おにぎりとカップヌードルカレー味を一番安いお店で買ってきて」と言うでしょう。

次の日に別の後輩Bが「昨日鮭おにぎりとカップヌードルカレー味を食べていたようなので今日は麺ではなく、○○のサンドウィッチはどうですか？最近オープンしたお店で評判が良くて、しかも安いんですよ！もしくは麺の気分でしたら○○のカップ麺がオススメです！」と提案してくれました。

さぁ、明日のあなたはどっちの後輩に昼飯を相談しますか？期待しますか？

この違いが、「単なる御用聞き」と「営業マン=プロデューサー」だと考えます。

名刺の肩書きをプロデューサーにしてみては
いかがでしたか？共感できたら名刺の肩書きを「プロデューサー」と変えてみてはどうでしょうか？もちろん「営業マン＝プロデューサー」としての役割を理解した上でですが。そうすれば、自然と自分の仕事に対する動きも変わって来るでしょうし、お客さんからの見る目も変わってくるのでは？