1. HOME
  2. ノーブが営業マンになるまでのノンフィクション
  3. 営業マンへの道(第十四話)ようやく就職できた会社での初日を迎えたノーブ!今度こそ続けられるか?
ノーブが営業マンになるまでのノンフィクション

営業マンへの道(第十四話)ようやく就職できた会社での初日を迎えたノーブ!今度こそ続けられるか?

前回までのあらすじ
F1チームのマクラーレンでメカニックとドライバーの通訳として1年契約で派遣される話をもらったノーブ。しかし、正社員にこだわっていたノーブはその仕事を断り、DTP関連会社で正社員として働くことを決意しました。避けていた営業職だったが、今後どのような営業生活が始まるのか?

第十四話
いろいろとありましたが、ようやく正社員としての初日を迎えたノーブでした。社長室で井田社長と柴野部長に挨拶をしたところで「ノーブ君が配属になる課の先輩を紹介しよう!北澤課長だ!しばらくは北澤課長の元で仕事に慣れてくれ」「はい!よろしくお願いします!」配属先も決まり、北澤課長について行きました。

自分の席に案内されたところで「隣に座っているのが真野君だ!しばらくは彼の指示に従って仕事を覚えてくれ」と北澤課長。「よろしくお願いします!」と会釈をしたら真野さんも「よろしく!」と笑顔で応えてくれました!

ん?前歯が一本ねーじゃねーか!笑(笑いを必死にこらえました。。。)

しばらくの間、自分の席に座っていると柴野部長が声をかけてきました。「これからお客さんのところへ納品に行くんだけど一緒に行こうか?」いきなり部長に声を掛けられしかも二人で出かけるので緊張しました。駐車場まで付いて行くと停まっていたのはセドリックでした。お〜っ!高級車じゃん!営業部長にもなるといい車に乗れるんだなぁ〜。

柴野部長はとても親切でいろいろな話をしてくれました。主に世間話を中心に会話をしていると不思議と安心感が生まれてきました。前に営業職として就職した会社は初日から不安だらけでしたが、今回はまったく違います。うれしくて涙が溢れてきそうでした。

何社か同行した後に会社に戻ったところで、真野先輩がDTPの基本という本を差し出して「とりあえず、この本を読んでDTPの基本を覚えようか」手に取り読み始めたところ、ほとんどDTPスクールで学んだ事が書いてありました。

営業には同期が数名いましたが、同期はまったく分からない様子でした。この時点で私はかなり有利でした。先輩からも期待され、ますますやる気が出てきました。みんないい人だし、以前の会社とは全然違う!ここだと続けられそうだ!

この先さまざまな困難が待ち受けている事も知らず、「この会社に就職してよかった!」と心から思うノーブでした。

つづく。。。