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ノーブが営業マンになるまでのノンフィクション

営業マンへの道(第二十五話)最高の上司

前回までのあらすじ

「へぇ〜!すごいですね!ますます会社も大きくなりますね!」

「そうだ!そこでノーブ!お前には第2事業部長として頑張ってもらいたい!」

「・・・・・・・・・・・・・えええええええええええええ???」

第二十五話
突然社長から一気に昇進の話を受けて呆然としたノーブ。

「僕が事業部長ですか???おれまだ入社して2年半っすよ??」

おもわず社長に向かって「おれ」と発していた。

「ノーブよ。この2年半お前はよくやった。会社発展の為に大きな成果を残してきた。」

「あ、ありがとうございます。。。」

「これからはさらなる事業拡大を目指し、渋野部長、倉森課長、北澤課長、そしてノーブ。君たちが各事業部の責任者として更なる発展を実現してくれ!」

マジかよ。。。大ベテランの先輩、いや上司と肩を並べることになるのか?

「俺なんかがいいんすか??」すでに敬語も崩れ始めてるノーブだった。

「お前は素晴らしい実績を残してきた。だから期待している!頑張ってくれ!」

最高の上司

入社してから一刻も早く出世したいと思いながらがむしゃらに働いたノーブだった。

これまで異例のスピード出世をしてきて誇りに思っていたし嬉しかったが。。。「事業部長??」

しかも大ベテランの諸先輩型と肩を並べるのは気が引ける。

「よ〜!お前も偉くなりやがったな〜」

振り返ると部署が変わっても時々気にかけてくれていた倉森課長がニヤニヤしながらこっちをみていた。

「いや、マジで俺なんかがいいんすか?めちゃくちゃプレッシャーですよ。。。

「まぁ確かに早すぎる感はあるよな!(笑)でもな、俺はお前をずっと見てきた。お前なら大丈夫だ!自信持て!」

えっ?あの倉森課長が俺のことを褒めてくれた??。。。

後から聞いた話だが、事業部制度になると決まった時に、ノーブを第2事業部長に推薦したのは倉森課長だったらしい。

「そう言ってくれるのは嬉しいですけど、、、分かりました!がんばります!!」

入社してからなんだかんだでずっとノーブの事を信じてきたからこそ重要なポストに推薦してくれた倉森課長。

事業部長に推薦した役員会議でまだ早いんじゃないか?との声が多かったらしいが

「ノーブでダメなら俺が責任を取りますよ」と言ってくれた。

多少強引ではあるが最高の上司に巡り会えていたノーブだった。

順調に業績も伸びた

事業部長に昇進したところで今回は毎月30,000円のプラスとなった。

上げ幅が少ないと思いもう少し増やして貰えないのか社長に聞いたところ

「これ以上あげると大ベテランたちの給料を超えてしまうから我慢してくれ」とのことだった。。。

新年度から事業部制度は発足した。

事業部ごとに担当する得意先も振り分けられ、倉森課長率いる第1事業部は一番の得意先凹版印刷が割り当てられた。

ノーブ率いる第2事業部は凹版印刷に次ぐ得意先にまで伸長したK印刷、Zメディア、その他の得意先を割り当てられた。

それぞれの事業部には営業、業務、生産体の3つの部署から成り、第2事業部は会社で2番目に大きい事業部となった。

各部署にはリーダーが配置され、ノーブは営業の責任者でありながらも事業部全体の統括もすることになった。

当時は印刷バブルのような時代だったので売上はどんどん伸び、会社の業績は順調に伸びた。

それからというもの、ノーブと野田はうまく連携し着実に売上を伸ばしていった。

そしてちょうど印刷業界がバブル時期だった事もあり、会社全体の売上も上々だった。

順調に利益が出ていた事もあり創業依頼初めてとなる全員参加の社員旅行を実施することになった!

しかも行き先は「ハワイ!!」

その間休業にするわけにはいかないので前半後半と分かれていく事が決定した。

「いや〜!ワイハですよ!ワイハ!めちゃくちゃ楽しみだなぁ!」とはしゃぐ野田。

「そんな浮かれてんじゃね〜よ。前半で俺がワイハ行ってる間ミスすんじゃねーぞぉ〜ぁ!!」と浮かれるノーブ。

いよいよハワイ出発当日。

空港で集合のため意気揚々と空港に向かう。

この時、まだ日本にいるにも関わらずノーブは既にサンブラスをかけていた。

完全に浮かれているノーブだった。

果たしてハワイから無事に帰ってこれるのだろうか。

。。。。。。

つづく。。。