デザインを変えて売上が20%アップ!デザインの本質を知ることで結果が出る!
みなさんこんにちは!ノーブです。
たかがデザイン。されどデザイン。
WEBサイト、ポスター、チラシ、パンフレット、ロゴ、車、建物、あらゆるものにデザインが施されていますが、見た目を変えただけで売上、集客、認知度拡大に大きな影響は与えないと思いますか?
その通りです。見た目を変えただけでは大きな影響はありません。
- 今までのチラシが暗い雰囲気だったから、明るい雰囲気にした。
- 写真が少なかったから、たくさん写真を入れてみた。
- かっこいいデザインにしたい
- きれいな写真をパンフレットに入れたい
- 今までのポスターは黒色で評判がイマイチだったから赤色にしよう
デザインを考える時にありがちですが、この考え方だと何度作り直しても期待できる効果は得られないでしょう。
過去の記事でも書きましたが「ヒトがヒトに、コトもしくはモノをどうやって伝えるのか、コミュニケーションの方法を考えて、それを形にして初めてデザインになります。」
つまり、見た目を変えることがデザインではなく、誰に何を伝えたいのか、伝えるための最適な方法は何なのか、その結果の手段を用いて伝える、ことがデザインだということです。
過去の事例を紹介します。
とあるお客さんからWEBサイトをリニューアルしたいと相談を受けました。お客さんは関東エリアの大学内に店舗を構え、論文、テキスト、学会用のポスター、賞状、チラシなど、小ロットの印刷物を請け負う事業をしていました。
主に研究や学業で必要な印刷物で、ターゲットは大学の先生、職員がメインでしたが当初は、そのような事業をしているということが大学内であまり認知されていませんでした。そこで、認知度を高めて、問い合わせを増やすことを目標にしました。
まずはどのような事業をしているのかが一目で分かるトップページ作りを目指しました。ターゲットは40代後半〜が多いとのことで、30代半ばの頼りになり温かみのある女性モデルを受付の人としてメインビジュアルにしました。色合いは幸福で明るい気持ちしてくれる黄色と開放感と清潔感の青色をメインカラー、アクセントカラーとしました。
「印刷物はおまかせください」「大学の中にあるからすぐに頼める」「融通が利く」ことをメッセージで伝え、対応可能な印刷物やサービスをアイコンと説明文で一目で分かるようにしました。
注文方法の解説、お問い合わせもファーストビューですぐに目につく位置に配置しました。
大学の店舗内に印刷事業を紹介するポスターを貼り、研究室や先生方へチラシを配布しました。
結果、年間売上が20%アップ、問い合わせが殺到し、商圏の関東エリア外からも問い合わせが来るようになりました。
ここでのポイントは3つです。
- ターゲットは
- 伝えたいメッセージは
- 訪問者が欲しい情報は
これらのポイントを最適なコミュニケーション方法で伝えることができて、はじめてデザインとなり、この3つのポイントを実行しているかいないかで、結果に大きな差が生まれるのです。
見た目ではなく、伝えることがデザインだということを考えながらデザインしましょう。結果が大きく変わりますよ。