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デザインとは

デザインと印刷の基本!いろいろな紙媒体のサイズを知ろう!

前回は用紙サイズについてご紹介しました。今回は雑誌や書籍、チラシなどのサイズについてご紹介しましょう。

世の中の紙媒体はいろいろなサイズのものがありますよね?新聞、雑誌、書籍、チラシなど、世の中紙媒体のサイズは多種多様です。書店に行くと様々な紙媒体が陳列されていますが、これらのサイズは自由勝手に決められているのでしょうか。

 

これらの紙媒体には規定があります。そのため、紙面デザインをするにあたって勝手にサイズを決めてしまうと、印刷用の紙の都合でとても効率が悪くなってしまい、結果としてとても高い印刷物になってしまいます。

なぜなら、印刷用の紙にはいくつかの決まったサイズがあり、サイズの効率が悪いと余白が多くなってしまい、無駄が生じてその分多くの用紙を必要とするのです。そのため、一般的には印刷会社の営業マン、デザイナー、発行元で紙媒体の用途などに合わせてどのようなサイズが最も適しているのか試行錯誤して最終的なサイズを決めるのです。

それでは一般的な紙媒体のサイズについて調べてみましょう。書店に並んでいる雑誌や書籍はさまざまなサイズのものがありますが下記のサイズが一般的なサイズです。

判型 サイズ 使用用途
ブランケット判 545×406 新聞など
タブロイド判 406×272 チラシなど
B4判 364×257 写真集、絵本など
A4判 297×210 雑誌、カタログなど
B5判 257×182 雑誌、週刊誌など
A5判 210×148 説明書、教科書など
B6判 182×128 単行本など
A6判 148×105 文庫本など
四六判 188×128 単行本など
AB判 257×210 ファッション誌など

紙媒体が書店にならぶまでの流通会社が定めているルールや陳列される本棚やラックなどにも合わせる必要がある為、なんでもかんでも好きなサイズにする事は喜ばしくありません。ちなみに、これらの仕上がりサイズを一般的に「判型(はんがた)」とよびます。

では、これらの判型を分りやすく比較してみましょう。

ブランケット判を始め、さまざまなサイズがあるのがお分かりかと思いますが、四六判について、188×128と記載していますが、会社によっては188×127とすることもあります。新聞などで使われるブランケット判は新聞用の印刷用紙に最適なサイズで、できる限り多くの情報を掲載できるサイズとして流通しています。これの半分のサイズがタブロイド判で多くの折込チラシなどで使われています。

上の比較表には敢えて掲載しませんでしたが、実は「新書判」と呼ばれるサイズもあるのですが、この新書判がやっかいで、サイズがまちまちなのです。会社によっては182×103だったり173×106だったり、176×113だったりと統一されていません。新書判を作る際は印刷会社の営業マンときちんとサイズを確認することをオススメします。

いかがでしたか?紙媒体はいろいろなサイズがありますが、好き勝手なサイズで作られている訳ではなく、できる限り無駄を省いてコストを抑えるために試行錯誤して作られているのです。このように製造コストも考慮して紙媒体の設計をするのも重要なデザインの役割だと私は考えます。