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ノーブが営業マンになるまでのノンフィクション

営業マンへの道(第二十六話)ワイハ最高!

前回までのあらすじ

いよいよハワイ出発当日。

空港で集合のため意気揚々と空港に向かう。

この時、まだ日本にいるにも関わらずノーブは既にサンブラスをかけていた。

完全に浮かれているノーブだった。

第二十六話
早朝からサングラスをかけながら電車に乗って空港へ向かうノーブ。

「ワイハだぁ!何しようかなぁ。。。海、ドライブ、買い物!」

仕事の事を完全に忘れて浮かれているノーブだった。

約7時間のフライトを終えハワイに到着した一行。

事業部制度になってから新入社員も増え、他事業部で挨拶程度しかしかない従業員も大勢いた。

なかでも第5事業部は凹版印刷関連事業の事業部で女子社員も多かった。

参加者を見渡すと、中でも一際目立つ綺麗な子がいた。

「黒鳥温子」だ!

以前から社内ですれ違う度に笑顔で挨拶をしてくるとても愛嬌のある綺麗な子で映画の主人公と同姓同名だったので話題になっていた女性だ。

しかもチラチラとこちらを見ている。

「うまいこといかね〜かなぁ〜・・・」

チェックインを済ませノーブはルームメイトの藤山と今後の計画について話していると柴野部長と真野先輩がドカドカと部屋に入ってきた!

「レンタカー借りてドライブ行こうぜ!」と鼻息荒い柴野部長。

「いいっすね!けど男4人でむさ苦しくないっすか?」とノーブが言うと

「大丈夫だ!すでに第5事業部の黒鳥と外島に声掛けてるから!」

レンタカーに乗って一向はダイヤモンドヘッドやハワイならではの観光スポットを回った。

黒鳥さんとも距離感が一気に縮んだ。

夜は同じメンバーで食事を済ませ、その後黒鳥とのツーショットにも持ち込みそれはそれは楽しい時間が過ぎた。

うまいこと行った!!!

それからのハワイでの滞在は最高だった。

オープンカーを借りて営業部の連中だけで乗って、あてもなくドライブをして偶然見つけたひとけのないビーチへ行った。

ルームメイトの藤山を追い出して黒鳥さんを部屋に呼んだこともあった。

楽しいハワイでの日々はあっという間に終わってしまった。

最後にノーブは黒鳥さんと連絡先を交換して帰国しても会う約束をした。

「いや〜、ワイハ最高だったなぁ〜」

帰りの飛行機に乗りながら余韻に浸っていたノーブ。

見渡すと全員がハワイを満喫したそうでキャッキャッはしゃいでいた。

が、ただひとり隣の席にいる真野先輩の表情が暗かった。。。

「どしたんすか?」

「日焼けが酷くて・・・」

見るとあらゆるところに包帯を巻いていた。。。

聞くところによると営業部だけでオープンカーに乗った日の日焼けがひどくてその後ずっと部屋にこもっていたらしい。。。

ただ一人ワイハを楽しめなかったヤツがここにいた。。。

約一名を抜いて浮かれた一向を乗せた飛行機は、いつもと変わらぬ日常へと送り届けるのだった。

つづく。。。