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ノーブが営業マンになるまでのノンフィクション

営業マンへの道(第二話)カラオケ店長から家族経営の零細企業へ

前回までのあらすじ

大学での学業を終え、アルバイト先のカラオケやで社員になり充実した日々を過ごしていたノーブ。付き合っていた彼女に招待されて実家のご両親にあいさつをしに。。。彼女のお父さんに自分の仕事が「カラオケ屋の店長です!」って胸を張って言ったところお父さんからのひとこと「ずっとカラオケ屋で働くつもりなのか?」汗

私はカラオケ屋の仕事には誇りを持っていました。しかし、そのように言われてショックを受けました。カラオケ屋で働いて将来があるのか?その程度の仕事で娘と結婚するつもりなのか?と言われているように感じました。

そんな矢先に大阪の実家の親父から連絡が来て「カラオケ屋で働いてるぐらいなら、うちの仕事を手伝え」と言われました。彼女のお父さんの一言も影響し、大阪に帰り実家の家業を手伝うことを決心しました。



実家の家業は輸入雑貨の卸販売でした。父が長年勤めていた会社を脱サラし、立ち上げた家族経営の零細企業です。大阪南港のATCに事務所を置いて事業をしていました。

当時はギフトショーなどの展示会に輸入した商品を展示し、小売店やデパートへ輸入品を卸す販路を開拓していました。

展示会での接客は初めてで、最初はとても緊張しました。なぜなら、商品知識や販売知識について父から教育を受けなかったので、お客さんに「何か聞かれたらどうやって応えよう」と不安が大きかったからです。

案の定、分からないことを父に尋ねたり、父が接客中で応えられず、お客さんにご迷惑をかけたりして、とてもつらい思いをしたことを記憶しています。

逆に、自分が売っている商品やサービスに自信があった場合は、さほど緊張しなかったことが多々あります。過去に長期間に渡り調査した上で作成した企画書をお客さんにプレゼンした時は緊張しませんでした。長期間調査し何度も精査した企画内容だったため、完璧な企画だという自信がありました。何か聞かれても自信を持って応えられました。

その企画は国内大手企業で採用され、その企画を採用していただいた担当者の方は社長賞を受賞し、とても喜んでくださいました。

営業も一緒だと思います。自分の売っている商品やサービスに自信があると、営業活動も不安がなくなり、堂々と営業トークをすることが可能になり、お客さんも安心しますよね。

私はギフトショーでの苦い思い出を糧に、商品知識と販売知識を身につけて次回の展示会へ意気揚々と自信を持って意気込みました!

休憩所に綺麗な方が一人で休んでいたので、意気揚々と自信を持って隣に座りました。仲良くなりました。。。汗

つづく。。。