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ノーブが営業マンになるまでのノンフィクション

営業マンへの道(第八話)就職が決まったノーブだったが、初日に衝撃!

前回までのあらすじ
東京での生活を夢見て就職活動を始めたノーブ。給料がより多く貰えることだけを考え、採用された第2希望の会社での就職を決意しました。軽い気持ちで就職先を決め意気揚々と東京へ乗り込んだが、少しずつ歯車が狂い始めたことに気づいていないノーブでした。

第八話
東京での明るい生活に期待し、東京へ向かったノーブ。その頃、弟が東京でフリーターをしていたので、弟と二人で部屋を借りて生活をスタートしました。仕事が始まる前に「洋服の青山」でスーツを新調しました。店員さんがとても親切にアドバイスしてくれた事を良く覚えています。

チャット仲間にも東京に来たことを知らせ、初出社の日まで連日夜遊びをし、「これが夢見た東京での生活だ!」と充実した日々を過ごしていました。少しずつ暖かくなって来て、いよいよ初出社の日になりました。

初めての通勤電車に揺られ、緊張しながら会社へ向かい、周りを見渡すと当時はスマホなんかないので、大勢のサラリーマンが新聞を読んだり、本を読んだりしていました。最寄り駅を降りて会社まで向かう道中もサラリーマンが黙々と歩いていて、急に心細くなったノーブでした。

会社の受付に着き、今日から働くことを伝えたら上の階の営業部へ行くように言われました。受付のあるフロアはとても綺麗で、そのイメージを持って営業部に入った時の衝撃。。。未だに忘れられません。

入った瞬間タバコの臭いが漂い、天井からは〇〇株式会社〇〇円と大きく書いた紙が何枚も垂れ下がっていました。窓を背に大きな机が一つあり、少し年配のマネージャーが座っており、マネージャーの前に5つの島が。各島にはリーダーが一人いてリーダーの前に机が4つ並んでいました。

マネージャーが全員に呼びかけ、新入社員を紹介し、少し世間話をした後にリーダーの一人が大声で掛け声をはじめました。

「ひと〜つ!!我々は〜〜〜!!」

えっ!!テレビとかで良く見る掛け声が始まりました。。。

「うそだろ!?」信じられないほどの冷や汗が背中を流れました。。。

つづく。。。